「ビッグ・オー・センター」の名前の由来は、開発型のパラレルロボットを大規模に
導入した日本でも類を見ない最先端の工場であることから。
また、生産量日本一を誇る豊橋の大葉が、今後ますます大きな広がりを見せるように、
との願いも込めています。
「生産量日本一を誇る豊橋の大葉を、より安心・安全にお届けしたい」そんな思いで2019年3月に誕生した「ビッグ・オー・センター」。計画から竣工まで5年を費やしたパッケージセンターは、これまで大葉の結束やパック詰めを行ってきた内職者の人材不足や高齢化の対策とともに、商品管理、検査体制、トレーサビリティまでのコントロールを実現させる施設です。
建設にあたっては、8社のコンペから選ばれた機械メーカーと、豊温のパッケージセンター運用委員会のメンバーにより共同開発チームを結成。購入した試験機で何度も改良を重ね、薄く、柔らかな大葉を一枚一枚機械でさばく精度に苦心しながら、日本で唯一の開発型パラレルロボットを完成させることができました。豊橋の大葉はこのロボットを備えた6ラインフル稼働で、安心・安全に全国の消費者へ届けられています。
ビッグ・オー・センター施設・設備概要
●農林水産省補助事業
●平成30年度産地パワーアップ事業
●大葉選別包装施設
○建物1棟/1697.87㎡
○選別包装設備/6ライン
○冷蔵庫/3室
大葉の「O」と、価値の「value」を組み合わせた
「OVAL」。最先端システムを駆使し、
徹底した安 全管理のもとで出荷される
価値の高いものである、という意味が
込められています。Big-O-Centerを通して
流通される大葉のみを
「OVAL」ブランドとして出荷しています。